2013年7月29日月曜日

まちの歴史

七日町周辺の空きテナントを探しているとこんなものを見つけた。




























「旧 元三日町」の文字。
あれ?っとも思いながらも、実はこのような昔の姿を皆さんに
伝えていく事で、「こんな事したい。」というきっかけ作りに
なったりしないかなと思っています。

(文・写真=小林史明)

2013年7月24日水曜日

空き地の可能性

山形市の中心市街地、七日町にも空き地が有りました。

緑色の所が空き地です。


街なかのアスファルトがない空間。
隣は、蔵を利用した喫茶店があります。

なにやら後ろには崩れかけた建物が...

この空き地は、ニューヨークに初めて誕生したポケットパーク
「ペイリーパーク」のような使い方の可能性があるのではないでしょうか。

ここには地元の植栽が育てられ、大きく育った木々が影をつくり出します。
周辺にある喫茶店から飲み物を購入し、ランチを食べたりする光景を浮か
べる事が出来ます。

ここでは、フリーレントとしてどのような使い方が出来るのでしょうか。
すこし考えてみたいと思います。

(文・写真=小林史明)

2013年7月22日月曜日

管理人のいる街の緑地

先日、発見したテナント。
どんな使い方があるのだろうと考えてみました。


より大きな地図で HOUSENBA を表示

周辺は、バーや居酒屋、カフェ、割烹料理屋さんが並んでいるのですが、
そこからどのようにつながって行く事が出来るのだろうと思いました。


















バーやカフェがあるから、そこをミーティングや打ち合わせの場に
出来るシェアオフィスや...とも思いましたが、なにかしっくり来ません。

そこで、ここにはどんな空間が有るのだろうと、もう一度考えてみると。
飲食店しかない訳ではなく、マンションがあることに気づきました。


周囲には、住空間がありました

















そして、中心市街地には子供が遊べる場所が無いのではないでしょうか。
まちなかで子供たちが集まるのは、中心市街地のイベントがある時だけ
のように感じます。

そこで、空いているテナント+駐車場を利用した「管理人の居る緑地帯」
を考えてみる事にします。

テナントからマンションまで緑地を繋げる
















管理人は、道具やその使い方を教えます。
子供たちは、その道具を用いて工作などを行うというのはどうでしょう。
また、夏の暑い日には、周りの居酒屋さんが緑地でビアガーデンを開催
し、近隣の人と楽しむ場所にもなるのではないでしょうか。

フリーレントスペースとして考えてみると、マンションという住空間が
あるので、プロダクト製品の体験出来るワークショップ会場などの可能
性があると思います。


この物件やプロジェクトに関するすべてのお問い合わせは、下記メールアドレス宛にお送りください。
contact@realyamagataestate.jp

(文・図=小林史明)

2013年7月16日火曜日

住居機能を持つテナント

今回、見つけた空きテナントはここ。

NBAの文字が目立つ建物


1階の開口部が広いテナント。
以前は、バスケットボールの専門店だったのでしょうか?

決して広いとは言えないのですが、トイレは付いている様です。
このテナント以外の部屋は、住居のようです。

果たして、この物件はどのように考えられるのでしょうか。

次回は、周辺の環境から使い方を考えてみようと思います。
(文・写真=小林史明)

2013年7月1日月曜日

空き物件と周辺環境を見てみよう。

先日記事に掲載した空き物件。
実は、こんな場所にある物件なんです。


より大きな地図で ブランドオール山形七日町店 を表示

GoogleMap上に印の付いた物件は、山形県の中心市街地である七日町のメイン
ストリート沿いに位置しています。

なぜ地図で物件を紹介したのかと言うと。
それは、折角空き物件に新たな店舗が出店したと思ったのに、あまり長続きせず、
閉店してしまうという事がありました。
そういった背景には、「まちと上手く関われていない」ということがあるのでは
と考えました。

そこで今回は、空いている物件がどんなものなのかというよりは、周辺にどんな
建物があるのか。
そして、そこでお店を開く時どんな関係が気付いていく事ができるのかという事
にポイントを当てて書いていこうと思います。

灰色:空き物件

















この地図では、前回の記事の情報とさほど変わりがありません。
しかし、次の地図ではどうでしょう。

周辺の情報を書き加える。

















このように周辺の状況がわかってくると、
  • 大型書店と個人経営型の書店がある。
  • コンビニがある。
  • ファストフード店や昔ながらの喫茶店がある。
  • 薬局がある。
  • 八百屋さんがある。
  • 駐車場がある。
昼は、喫茶店で軽食を食べ、珈琲を飲む。
夜は、飲み屋さんに出かける事も出来る。
近くには、書店があるので本を買うのにも便利です。

このように考えると、飲食店が入ったり、書店が入ったりするよりは
先日の投稿にも書いたように「シェアオフィス」のような使い方が
合っていると思います。

周辺で軽食を済ます事が出来、情報も得られる。
駐車場も近くにあるので、駐車料金を払ってもお客さんにメリットがある
サービスを提供する事で魅力ある空間になるのではないでしょうか。




















この空き物件が、まちにどんな楽しみを与えられるのかが今から楽しみです。

この物件やプロジェクトに関するすべてのお問い合わせは、下記メールアドレス宛にお送りください。contact@realyamagataestate.jp

(文•写真=小林史明)